6-3. 二項検定

6-2まで、二項分布について説明し、いくつかの場面での使用法を説明しました。

 その際には、二項分布曲線を作成し、0.01や0.05や0.04などのいくつかの起きる確率に線を引いて、議論を行いました。

 しかし、一々曲線を描いて、線を引いてという作業はわずらわしいため、ほとんどの場合、二項検定を行います。

 Rにおいては、試行数、起こった回数、期待値を入力することで、二項検定を行うことができます。

 例えば、コイントス50試行中、30回表が出た場合、このコインは表が出やすいかについて二項検定を行う場合は、この場合の否定される仮説(帰無仮説)は、「コインの表と裏がでる確率は等しい」となります。

 Rでは、このように書きます。  binom.test(30, 50, 0.5)

ほそぴのR統計解析

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