下のデータは、上記の3種類の画像に対する、被験者の「ある」「なし」判断を、Hit, Miss, False Alarm, Correct Rejectionに分け、その内、Hit率(_Hit)とFalse Alarm率(_FA)を被験者別に入力したデータです。
信号検出理論に関連した諸指標を計算するためには、Miss率, Correct Rejection率は必要ないため、記載されていませんが、Miss率=1-Hit率、Correct Rejection率=1-False Alarm率で計算ができます。
また、3種類の各画像における全体の正答率(つまり、「あり」画像の時に「あり」と判断し「なし」画像の時に「なし」と判断した率の合計)を算出する場合には、以下の計算をすることにより算出可能です。
正答率={Hit率+(1-False Alarm率)}*0.5
これら計算で算出可能な数値は、被験者一人ずつ計算をすることももちろんできますが、Rを使うことで、全被験者の計算を一括してすることができます。このデータでは25人の被験者を扱っているので、一人ずつ計算も手間ではありますが、実行不可能なことではありません、しかし、100名規模のデータを扱う場合は、一括して処理できることは大変なメリットになります。
----以下をコピーし、メモ帳などに貼りつけ、ファイル名を適当につけてcsv形式で保存----
ID,KanaM_Hit,KanaM_FA,KanjiKanaM_Hit,KanjiKanaM_FA,KanjiKanaL_Hit,KanjiKanaL_FA
fa101,0.999 ,0.001 ,0.999 ,0.001 ,0.556 ,0.444
fa102,0.999 ,0.001 ,0.999 ,0.001 ,0.833 ,0.167
fa103,0.999 ,0.001 ,0.944 ,0.056 ,0.778 ,0.222
fa104,0.999 ,0.001 ,0.999 ,0.001 ,0.722 ,0.278
fa105,0.944 ,0.056 ,0.889 ,0.111 ,0.611 ,0.389
fa106,0.944 ,0.056 ,0.833 ,0.167 ,0.667 ,0.333
fa107,0.999 ,0.001 ,0.944 ,0.056 ,0.611 ,0.389
fa108,0.778 ,0.222 ,0.833 ,0.167 ,0.722 ,0.278
fa109,0.944 ,0.056 ,0.944 ,0.056 ,0.389 ,0.611
fa110,0.833 ,0.167 ,0.778 ,0.222 ,0.611 ,0.389
fa111,0.999 ,0.001 ,0.778 ,0.222 ,0.667 ,0.333
fa112,0.944 ,0.056 ,0.833 ,0.167 ,0.333 ,0.667
fa113,0.944 ,0.056 ,0.944 ,0.056 ,0.833 ,0.167
fa114,0.944 ,0.056 ,0.778 ,0.222 ,0.722 ,0.278
fa115,0.999 ,0.001 ,0.889 ,0.111 ,0.722 ,0.278
fa116,0.999 ,0.001 ,0.833 ,0.167 ,0.889 ,0.111
fa117,0.999 ,0.001 ,0.778 ,0.222 ,0.889 ,0.111
fa118,0.999 ,0.001 ,0.833 ,0.167 ,0.611 ,0.389
fa119,0.889 ,0.111 ,0.889 ,0.111 ,0.556 ,0.444
fa120,0.778 ,0.222 ,0.889 ,0.111 ,0.556 ,0.444
fa121,0.999 ,0.001 ,0.944 ,0.056 ,0.556 ,0.444
fa122,0.889 ,0.111 ,0.833 ,0.167 ,0.778 ,0.222
fa123,0.778 ,0.222 ,0.833 ,0.167 ,0.889 ,0.111
fa124,0.999 ,0.001 ,0.778 ,0.167 ,0.722 ,0.278
fa125,0.889 ,0.111 ,0.833 ,0.167 ,0.833 ,0.167